米空軍B-52戦略爆撃機が、東海(日本海)上に出現した。韓国の防空識別圏(KADIZ)には進入しなかったが、北朝鮮の核交渉と関連し、
北朝鮮の反発が続いている状況で、北朝鮮に対する牽制とともに日本の安保不安感を和らげる狙いがあるものとみられる。
23日、民間航空追跡サイト・エアクラフトスポット(Aircraft Spots)によると、米グアムのアンダーソン空軍基地にいたB-52 1機が前日の夜東海上に出撃した。
B-52は九州西部海域上空を通って東海上に進入、KADIZと日本防空識別区域(JADIZ)境界線に沿って北東へ飛行し、津軽海峡まで進出した。
その後、津軽海峡を通じて太平洋に進出し、グアムに帰投した。

米空軍KC-135R空中給油機が飛行を支援しており、日本の航空自衛隊F-15戦闘機も一緒に飛行したという。
この様な飛行は韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了時限だった22日夜12時を前後に行われたもので、
GSOMIAの終了時の日本国内で発生しうる安保不安感を払拭し、日米安保協力意志を誇示しようとする行動とみえる。
また朝米非核化交渉がこう着状態にある状況で、米国に対北敵対視政策の撤回を求める北朝鮮の追加挑発を抑制する意図もあるとみられる。

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