「久兵衛の寿司」言及の立民2議員に聞いた…裏取り軽視に野党からも苦言


問題をめぐる「野党追及チーム」の黒岩宇洋座長(立民)は12日の初会合で、開催日の前日に
東京都内のホテルで開かれた首相後援会の夕食会に関し「写真で見るからには(高級すし店の)
『(銀座)久兵衛』のすしが出たり、とても(会費の)5千円では賄いきれない」と言及。
差額を安倍首相側が補填(ほてん)していた場合、公職選挙法に抵触すると断じた。

 同党の石川大我参院議員もツイッターで「『桜を見る会 前夜祭』が久兵衛の寿司(すし)つき
5000円会費で開催された件」などと発信した。

 ただ、銀座久兵衛(本店・東京都中央区)は産経新聞の取材に、夕食会での提供を否定する。
この点を両氏に書面で尋ねたところ、黒岩氏は「『写真で見る限りは』という前置きをおいての仮定の
話で説明した」と釈明。
「発言前に久兵衛側に事実関係を確認しなかったのか」「営業妨害の可能性について」との問いには答えなかった。

同じ質問に石川氏は19日夜、「ホテル側から当方の事務所が説明を受けた」などと説明した。
石川大我参院議員の回答は次の通り。

最初の私のツイートは「ホテル内の久兵衛のすしも振舞われたという」と伝聞形式でツイートしており、断定
したものではありません。
本件は、久兵衛のすしの提供があったかどうかではなく、首相自らが国会の場で説明することを強く
求めるものです。

https://www.sankei.com/politics/news/191119/plt1911190047-n1.html