自らのSNSに、差別的な内容を投稿したとして安堵町の町議にきょう、辞職勧告決議案が提出され全会一致で可決されました。

 辞職勧告決議を受けたのは、安堵町の増井敬史議員です。増井議員は、今年の8月、自らのFacebookに「韓国の強姦と売春の文化は世界中ですでに有名」などと投稿。
 さらに、先月にも外国人の生活保護の受給について「日本人にタカることが目的」などと投稿していました。

 安堵町議会はこうした内容が外国人に対するヘイトスピーチに当たるとして、きょうの臨時議会で辞職勧告決議案を、全会一致で可決しました。
 増井議員は、去年の1月にも同様の投稿で批判を浴び、議員を辞職していましたが、ことし4月の町議会選挙で当選していました。
 ただ、議会の決議には強制力はなく、増井議員もこのようにのべています。

増井敬史町議
「私自身には差別的な意図はなく日本人の若い女性が性犯罪に巻き込まれないようにというような注意喚起の意味でコメントさせていただきました。
こんな事態になるとは予想もせずに考えが甘かったんですけれども、今回はやめずに辞職勧告という事態になったんですけど、頑張ろうと思っています。」

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