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コスミック・クリスプ

12月にワシントン州で本格出荷される新種のリンゴ「コスミック・クリスプ」“Cosmic Crisp”が業界の注目を集めています。

冷蔵庫に1年保存が可能で、皮をむいた果肉を空気にさらしても3週間も変色しないため、リンゴ業界に革命を与える可能性があるとのことです。

「コスミック・クリスプ」は遺伝子組み換えによって品種改良されたもので、2017年に完成して試験販売されました。

甘さやジューシーさも他の品種とそん色なく、冷蔵庫で1年保存が可能で、切った状態でも3週間以上変色しないため、リンゴの欠点を解消すると期待されています。

ワシントン州の農家が独占栽培しており、東京ドーム1000個分以上の果樹園で1200万本以上の木を育成中なのだとか。

初の本格出荷は今年2019年の12月で45万箱、2020年に200万箱以上、2026年には2100万箱の出荷予定と、大ヒット間違いなしとみて強気の投資をしています。

2027年まで、ワシントン州の農家が独占的な栽培と販売の権利を持っているとのこと。

大半の果物は品種改良を重ねた歴史を持ちますが、将来的には変色しない果物ばかりが食卓に並ぶ時代が来るのかもしれません。
ソース
http://labaq.com/archives/51915298.html