「奄美の狂犬」に続いて「ミナミのヒトラー」こと2大半グレ集団の強権的リーダーが逮捕された。

 大阪府警捜査4課は6日、知人男性に集団で暴行を加え、ケガをさせたとして、ミナミを拠点に活動していた
半グレ集団「アビスグループ」のリーダーで建設業の菅野深海(20)、金庫番の野口直人(21)、
野口の母親の美子(39)ら7容疑者を傷害の疑いで逮捕した。

 ミナミの半グレ集団といえば、先月25日、アビスと対立する「拳月グループ」のリーダー、
「奄美の狂犬」こと相良正幸容疑者(35)が強制性交の疑いで逮捕されたばかり。

 6月22日未明、菅野容疑者は野口容疑者らと7人で、自宅へ戻る10代男性を待ち伏せしていた。
男性は野口容疑者の妹と付き合っていて、母親の美子容疑者が交際に反対していた。

「男性が美子容疑者に対し、生意気な態度を取ったため、『あのクソガキ、いわしてまおうか』となった。
集合住宅の敷地内で美子容疑者や菅野容疑者、アビスの仲間が加わり、殴る蹴るの暴行を加え、ボコボコにした」(捜査事情通)