主要20か国・地域(G20)国会議長会議(P20)が4日、国会内で開かれ、公正で無差別な多角的貿易体制の推進を柱とした共同声明を採択して閉幕した。

 山東参院議長は開会式で、「保護主義的な貿易政策はどの国にとっても利益にはならない」と強調した。声明では、多角的貿易体制が「繁栄と持続可能な開発の促進に重要な役割を果たす」と明記した。
保護主義的な措置は「多角的貿易体制全体を弱体化させる」と指摘し、各国に自制を促した。

 山東氏は他の出席者らと会談したが、天皇陛下に元慰安婦への謝罪を求めた韓国の 文喜相 ムンヒサン国会議長との会談は「明確な撤回と謝罪がない」との理由で拒否した。

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