ラグビーW杯はまだ終わってはいないけれど、10月20日、日本代表は決勝トーナメントで南アフリカ戦に敗れ、
その日程を終えた。ベスト4入りは叶わなかったが、歴史的な快進撃に
日本中が盛り上がり、念願のベスト8入りを果たした――。
日本代表には感謝しかないが、その運営側である電通には、
ひとこと言いたい人は多いようだ。なにせ、大会の最中に、逮捕者まで出して、
盛り上がりに水を差していたのだから。
勝利を決めた、直後のことだ。22時15分頃、酒を飲みながら観戦していた
大手広告代理店「電通」の吉野純・新聞局長(51)は、まるでスクラムを組むように
観客誘導用の柵に向かって体当たり。柵をズラして、前の人を追い抜こうとしたらしい。
それを見かねたアルバイトの警備員(大学3年生)から注意されると、
大学生を平手打ちしたという。そばにいた警察官に取り押さえられ、暴行容疑で現行犯逮捕されたというのだ。
電通と言えば、今回のW杯では、国内における全てのマーケティング・セールスを担当。
同社の石井直会長(顧問)は大会組織委員会の理事に名を連ねている。主催社のひとつといっても過言ではない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191027-00589894-shincho-soci