>>37
ここで説明されてるな。
http://www.hakoneonsen.com/hot_spring.html
大涌谷は、箱根の最高峰神山の北西に広がる約10万平方米の傾斜地で、 標高は800〜1,070m、その70%が噴蒸熱源地帯であり放熱量は1×10⁷Kcal/secといわれています。
しかしこの地域より自然に湧出する温泉は少なく、もともと(大正時代〜昭和10年頃)は、湧水・降水を利用し造成したものが 大半であり季節、天候に大きく左右され一定量を供給することが大変難しい時代でした。

その後、箱根温泉供給(株)が設立され(昭和5年9月17日)、同時に大涌谷に噴出する多くの蒸気(火山性ガス)を 有効的に利用できるように、仙石原イタリ湿原地帯(現・箱根カントリー倶楽部地内)に温泉用水を求め、
大涌谷まで高低差350m、総延長2600mの鋼管を布設しポンプ動力として大型ディーゼルエンジンを使用、 大涌谷までの間に三つの貯水池の建設という膨大な計画を打ち出しました。