津田大介氏「プラスで終われた」 トリエンナーレ閉幕

 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」は14日夜、名残を惜しむ人があふれるなか閉幕した。

 芸術祭は、愛知芸術文化センター(名古屋市東区)など名古屋市内3カ所と、豊田市美術館・豊田市駅周辺が会場だったが、
午後5時、最も早く閉館した名古屋市美術館では、津田大介芸術監督が学芸員やボランティア二十数人と、来場者を見送った。

 最後に閉館した四間道・円頓寺会場では、芸術祭実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事や津田氏を、集まった人たちが胴上げ。
芸術祭終了時刻の午後8時になる瞬間をカウントダウンし、津田氏が「無事に終えられました」と言うと、拍手が起こった。
津田氏は「一度マイナスになったが、プラスマイナスゼロをめざし、プラスで終われた」とホッとした表情で話した。

 大村知事は「課題、難題が次か…

https://www.asahi.com/articles/ASMBG6QSLMBGOIPE021.html

閉幕後、記者の質問に答える津田大介芸術監督=2019年10月14日夜、名古屋市東区、川津陽一撮影
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20191014002037_comm.jpg