沖縄そば屋の「御殿山」(本店・那覇市首里石嶺町)が、国内外へ積極的な事業拡大を進めている。
海外展開では2020年に台湾と英国への出店を計画する。

日本企業の進出が活発で沖縄への観光客が多い台湾と、日本食ブームが到来している英オックスフォードに店舗を構え、沖縄そばの海外市場開拓を狙う。
御殿山を経営するココスアイランドオキナワ(那覇市)の洲鎌一馬社長は「海外展開には自信がある」と意気込む。 (中村優希)

今月14日には、大手食品メーカーの明星食品(東京都)とのコラボで開発したカップ麺「明星 御殿山監修 琉球古来そば」(希望小売価格・税別230円)が、国内のコンビニや量販店で発売される。

洲鎌社長自ら国内大手メーカー数社に沖縄そばを売り込みに行き、明星食品の定番商品として製品化が実現する流れとなった。
洲鎌社長は「沖縄そばが外に出て行くことで、もっと沖縄に観光客が来てほしい」と思いを語る。

御殿山は沖縄の古民家を利用した沖縄そば屋として、那覇市首里石嶺町で23年前に個人経営で始まった。
2016年にココスアイランドオキナワが事業を引き継いだ。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1005769.html
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