<Mr.ミリタリー>金正恩の最終兵器SLBM、我々の力で克服すべき=韓国
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/258481
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/258482

「イスラエルなら撃沈していたはずだ」。韓国国防部の首脳部は2014年の秋、
北朝鮮が新浦(シンポ)級潜水艦を新たに建造中であることが報道されると頭を悩ませた。
(略)
プランAは国防部の能動的抑止戦略を積極的に施行する案だ。
まず、イスラエルがイラクとシリアの核施設(原子炉)を空襲で破壊して核開発の芽を摘み取ったように、試験運転をする北朝鮮SLBM潜水艦を東海で静かに葬る案だ。
一種の予防的措置だ。しかし現政権には期待しにくい。その次は、有事の際、北朝鮮のSLBM攻撃への対応だ。
その時は北朝鮮の潜水艦が基地から出る前に海軍潜水艦などで先に破壊しなければならない。これを逃せば米国・日本と共に北朝鮮潜水艦を捜し出して撃沈することになる。
その場合、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の復元が必要だ。
北朝鮮の潜水艦を持続的に追跡する原子力推進潜水艦と北朝鮮SLBMを海上で迎撃するSM3ミサイルも必須項目となる。

プランBは確実な米国の核の傘保障策だ。米国の戦術核を韓国に再配備したり北大西洋条約機構(NATO)のように韓米が米戦術核兵器を共同運営する。
最後のプランCは韓国の核武装だ。北朝鮮の非核化が完全になくなれば、北朝鮮は核兵器で韓国をまた脅迫するだろう。
ところが政府の対応が不十分なら核武装の声は出てくるものだ。したがって政府はプランCに対応した行政的な手続きを検討する必要がある。
マキャベリ(『君主論』)の言葉のように、運命ではなくわが軍隊とヴィルトゥ(Virtu=技量)で
危機を克服すべきではないだろうか。