やせ衰えたクマの写真に懸念の声、餌のサケが激減 カナダ


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191005-35143550-cnn-int


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(CNN) カナダの写真家がこのほど、冬眠を間近に控えながら、極端にやせ衰えた姿で入り江の岸辺をさまようハイイログマ(グリズリー)の親子の写真を撮影した。
餌となるサケの生息数が激減したことが原因とみられており、野生動物の保護団体などが懸念の声を上げている。

当該の親グマ1頭と子グマ2頭を撮影した場所は、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州にあるグリズリーの観察スポットとして名高いナイト・インレット。
グリズリーの保護や観察を行う団体の責任者を務めるジェイク・スミス氏は、親子の体形が「この2カ月ですっかり変わってしまった」と不安を隠さない。

グリズリーが主食とするサケの数は同地域で過去最低の水準にまで減少した。州の漁業関係者によると、今シーズンのサケは約50年ぶりとなる規模の不漁に見舞われているという。

8月、カナダの水産海洋省は、同国の温暖化が世界平均の2倍の速度で進行しているとする報告書を公表した。そこでは環境の激変がサケの生態系に甚大な打撃を与えていると指摘。
海面温度の異常上昇のほか、洪水や干ばつの増加がサケにとってより深刻なストレスを引き起こしていると分析した。



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