EU、水産物輸入規制を撤廃 岩手・宮城産で、年内にも
10/5(土) 17:30配信 共同通信

 欧州連合(EU)が東京電力福島第1原発事故を受けて続けている岩手、宮城両県の水産物の輸入規制について、年内にも全て撤廃する方針を日本政府に伝えていたことが5日、分かった。複数の日本政府・与党関係者が明らかにした。

 9月27日に安倍晋三首相がEUのユンケル欧州委員長とベルギーで会談した際に伝えられた。岩手、宮城県産の水産物では、これまでブリなどを除く一部の魚種をEUに輸出する際に放射性物質の検査証明書が求められてきたが、不要になる。

 EUは、6月に安倍首相がユンケル氏らと会談した際に、日本産食品の輸入規制を緩和する方針を示していた。
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