関電の会見「全く納得いかない」=松井大阪市長、株主代表訴訟に再度言及

松井一郎大阪市長は2日、金品受領問題をめぐる関西電力の記者会見について、「全く納得いくものではなかった」と厳しく批判した。
その上で、関電が設置する第三者委員会に同市が推薦するメンバーを入れるよう求める考えを示し、受け入れられない場合は「株主代表訴訟(をする)ぐらいしかない」と改めて述べた。

3日にも関電に文書で申し入れる。松井氏は、橋下徹元大阪市長をメンバーに推薦することも「検討できることかなと思う」と話した。
市役所で記者団の質問に答えた。

 同市は関電株の7.3%を保有する筆頭株主。会見内容について、松井氏は「信頼回復に重きを置いていない。肩書と生活を守る言い訳に終始した会見で、残念だ」と指摘。
「役所で同じことをやれば懲戒免職になる」と述べ、経営陣の刷新を再度求めた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100200906&;g=pol