バスで泣く女性に見知らぬ男性が渡したメモが温かい(台湾)
https://article.yahoo.co.jp/detail/8d9cb34607e58de06c0394732ca824e4c16d1672

落ち込んでいる時、誰かが手を差し伸べてくれたり、励ましてくれたりすると心温まるものだ。人情に厚い国と言われる台湾で、インターネットの匿名掲示板に投稿されたバスでのエピソードが感動的だと話題になっている。『NOWnews』などが伝えた。

話題になっているのは、大学生向け匿名掲示板「Dcard」に投稿された内容だ。ある女性がバスでアルバイトに向かっていた時だった。
家庭のことで落ち込んでいた女性は、音楽を聴きながら思わず泣いてしまったそうだ。他の乗客に変な目で見られていたのではないかと心配したが、バスを降りる際、見知らぬ男性からメモを渡されたという。
しかし泣き顔を見られないように急いで降りたため、相手の顔はよく見ず、軽く笑みを返しただけだった。

女性が仕事を始める前にメモを開いてみると、そこには励ましの言葉が書かれていた。

「私もよくバスで泣くことがあります。君が泣いているのを見て心が痛くなった。どんなことがあったとしても、きっと良くなるから! 傷ついてもいい。でも、その後は楽しく過ごそう。あなたに幸せが訪れますように」

これだけでも十分心温まるメッセージだが、女性はメモを裏返して、また泣きたくなってしまったという。
それは心療内科の領収書で、男性の名前や年齢、処方された薬が記載されていた。処方されたのが睡眠薬や抗うつ剤だったことに感じ入った女性は、投稿の最後に「あなたもとても悲しんだことがあったのでしょう。
傷ついてもいい。でもその後は楽しく過ごしましょう。ありがとう」と、メモをくれた見知らぬ男性へのメッセージを綴った。

心に傷を負う者同士の励まし合いに約29000人のユーザーが感動。「ほっこりする」「いい人だ。頑張れ」「私もここからあなたの生活がどんどん良くなることを祈ってます」などのコメントが寄せられた。


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