【マーティ&風男塾 昭和ソングって素敵じゃん】ピンク・レディーはヘビメタだ!

昭和生まれのアラフォー〜アラ還が懐かしむ日本の歌手や楽曲を、平成生まれ世代や外国生まれのミュージシャンはどう聴くのか?
マーティ・フリードマンと風男塾の紅竜真咲、桜司爽太郎が日本の懐メロの魅力を分析していきます。
今回のテーマもピンク・レディー。曲を聴きながら読んでみてください

【ピンク・レディー論(2)】

――マーティさんは「UFO」をギターで弾いたことがありますよね。どう思いましたか

 マーティ:昔、「ROCK FUJIYAMA」という番組で弾きました。この曲も米国にないタイプ。キメも入ってますね。
 「愛し合える話もできる」と「くちづけするより」の間の「デレレデレレ…ダダッダーン」です。
 前回も言いましたが、こういうキメは米国の歌に入ってないんです。

 桜司:間奏はどうですか。

 マーティ:ギターの基礎っぽいたいした演奏ではないけど、弾くのは楽しいです。それよりイントロの「ダッダッダ」というリフ、これヘビメタ風ですね。
 日本の曲って1970年代から、ヘビー、パワフル音楽の心が入ってるんです。演歌もそうです。演歌ってかなりヘビーですよ。

 紅竜:「モンスター」はどうですか?

 マーティ:すぐヘビメタにできますよ。

――ちょっと聴いてみましょう

 桜司:最初にマイケル・ジャクソンの「スリラー」みたいな笑い声が。

――「スリラー」の4年前、78年の曲ですね

 マーティ:笑い声の後、このイントロは完全にメタルですよ。典型的なメタルのコード遣いです。「ブラック・サバス」の曲みたい。

――ブラック・サバスはオジー・オズボーンがボーカルを務めたバンドで、70年デビュー。ヘビメタのルーツといわれてます


<続く>

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