昨年の今ごろ。映画「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台となったアイオワ州ダイアーズビルに足を運んだ。現在は観光地となっており、名称はそのまま
「フィールド・オブ・ドリームス・ムービーサイト」。野球場も、主人公の家も、その家族が座った木製の観客席も残されている。周辺はどこまでも広大な
トウモロコシ畑。古き良き米国の原風景を、しばし体感できたひとときだった。
 大リーグ機構は今月8日、来年8月13日にこの地の周辺に仮設の球場を建設し、ホワイトソックス―ヤンキースの公式戦を行うと発表した。さすがに、
同じ球場は使えない。撮影場所の球場はサイズ、グラウンドの質など良くも悪くも草野球仕様。例の観客席は、どう頑張っても20人程度しか座れない。
しかも、グラウンドはトウモロコシ畑に囲まれているだけに、大リーグ公式サイトは「あまりにも多くのボールがなくなってしまう」とユーモラスに伝えた。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/08/25/kiji/20190825s00001007217000c.html