GSOMIA破棄の背景に日本の不誠実な態度 韓国大統領府が説明

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は23日、日本との軍事情報包括
保護協定(GSOMIA)を終了するという決定を下すまでに行った日本、米国との水面下
での交渉について説明した。

 青瓦台の金鉉宗国家安保室第2次長は、この日の会見で韓国大法院(最高裁)が
昨年10月に強制徴用訴訟で日本企業に賠償を命じた判決を出してからGSOMIA終了を
決定するまで行われた日本との対話の努力について時間をかけて説明した。
 今年7月に2度にわたり特使を日本に派遣したことや、8月に駐日韓国大使が
日本政府高官との接触を試みたことなどを伝えた。 
 8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)に韓国の高官が
日本を訪問した事実も新たに公開された。 
 また文在寅大統領が日本に対し、対話と協力を呼びかけた光復節の演説についても、
事前に通知していたことが明らかにされた。
 金氏は「大統領の演説でもわれわれは日本に対話の手を差し伸べ、さらに演説の
発表前に日本側にこのような内容を伝えたが、日本側は何の反応を見せず、ありがたい
という言及さえなかった」と話した。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190823004500882