「貞子を超えたい」 伊豆大島出身の女子大生、離島航路のシンボルで活躍 東海汽船
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東京の離島、伊豆諸島の大島出身で大学1年の小池夏海さん(18)が、島と本土を結んでいる東海汽船の4代目マスコットガールとして、今年4月から活躍している。離島出身のマスコットガールは初めてで東海汽船は「今年は130周年という節目の年でもあり、島と本土を『結ぶ・つなぐ』存在としてぜひ盛り上げてほしい」と期待を寄せている。
【東京湾納涼船で乾杯の音頭をとる小池さん】
大島で民宿を営む両親のもとで生まれ育った小池さんは、小学生の頃に昔から受け継がれてきた伝統衣装を着て観光PRを行う「豆あんこ」として活躍していて、当時のマスコットガールに「かっこいいな」というあこがれを抱いていた。
一方、「豆あんこ」姿を見た東海汽船のスタッフも、いつか就航地の島出身のマスコットガールが起用できたらという思いを持ち続けていたことから「相思相愛」の形で4代目のマスコットガールに決まった。
現在は故郷の大島を離れ、母親らと暮らす神奈川県内から東京都内の大学へ通っている。当初は満員電車を見て「そんなに(人を)押し込むのか」と驚きながら通学していたが、今は「好きな英語を生かして留学したい。ダンスサークルに入っているので、うまくなってこれからの芸能活動の強みにもしたい」と学生生活を楽しんでいる。
当面の目標は「大島出身」の先輩でもあるホラー映画の主人公「貞子」を超えることだという。
「大島から本土へ行く船の中はいつもわくわくしていた」という小池さん。好きな船はピンク色のジェットフォイル「愛」だが、来年就航予定の新造船「さるびあ丸」も楽しみだという。「都会とは違う島の時間の流れは、絶対に好きになるはず。ぜひ大島へ来て人の温かさを感じてほしい」とアピールした。