台湾東部で日本時間の午前6時半ごろ、マグニチュード6.0の地震がありました。揺れは台湾全土で観測され、当局が被害の状況を調べています。
ハワイにある太平洋津波警報センターによりますと、この地震による津波のおそれはないとしています。

台湾の気象局によりますと、現地時間の午前5時28分ごろ、日本時間の午前6時28分ごろ台湾東部で地震がありました。

震源地は台湾東部の沖合で、震源の深さは22.5キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.0と推定されています。

台湾メディアによりますと、最も震度が大きかった東部・宜蘭県では、コンビニエンスストアなどで棚から商品が落ちるなどの被害が出ているということです。

揺れが最も大きかったのは、宜蘭県の山あいにある武塔という村で、地元の警察によりますと、大きな横揺れがあったものの、特に被害は出ていないということです。

揺れは台湾全土で観測され、消防当局によりますと、北部・台北などの一部の地域で停電が起きているということで、当局が詳しい被害の状況を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190808/k10012027231000.html