<全国高校野球選手権:履正社11−6霞ケ浦>◇7日◇1回戦

優勝候補の一角、履正社(大阪)が06年の智弁和歌山(対帝京)に並ぶ大会記録の1試合5本塁打を放ち初戦を突破した。

1回表、1番の桃谷惟吹外野手(3年)が145キロ直球を右翼席に運ぶ先頭打者弾で先制。2死走者なしからは、プロ注目の4番井上広大外野手(3年)が高めに浮いたスライダーを左翼ポール際に運んだ。これが高校通算47号。

リードを5点に広げた3回1死二塁からは、8番野上聖喜内野手(3年)が高め142キロ真っすぐを左中間席にたたき込んだ。

さらに5回には7番西川黎外野手(3年)が左越えにソロ本塁打し大会記録にリーチ。

9回には1番の桃谷がこの試合2本目のソロを左中間に打ち込み大会記録に並んだ。

06年の智弁和歌山は馬場が2本、上羽、広井、橋本が各1本の計5本。この試合は帝京も2本塁打を放ち両校合わせた1試合7本塁打は大会記録として残っている。

https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201908070000159.html