福島医大総括副学長の大戸斉(ひとし)教授らの共同研究チームが発見した新たなヒト血液型「KANNO(カノ)」が五日までに国際輸血学会の血液型命名委員会に認定された。
日本の研究グループが血液型を特定し、国際認定を受けるのは初めて。

福島医大、国立国際医療研究センターなどが五日、発表した。
KANNOは三十七種類目の血液型となる。

研究には大戸教授や国立国際医療研究センター・ゲノム医科学プロジェクトの徳永勝士プロジェクト長らが参加した。
KANNOが表れる要因には脳に多く存在し、クロイツフェルト・ヤコブ病などを引き起こすプリオンタンパク質の変異が影響しているという。

(後略)
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019080666051