実は韓国の官僚は日本車がお好き?(崔碩栄)

日韓のマスコミを通して韓国の「日本製品不買運動」が大きく報じられている。現在、
韓国では日本製品を買わない人が「愛国者」のように称えられ、逆に日本製品を求める
人は周りを意識しなければいけない雰囲気だ。まるで「非国民」扱い。

東西古今を問わず、群衆はそういう特徴、性向を持っている。扇動に弱い生き物だ。
しかし、政府と言論がそれを煽ってはいけない。ドイツの前轍を踏みたくなければ。
しかし現在韓国で起きている感情的な不買運動については政府と言論が傍観している
としか思えない。
そんな中、韓国の週刊誌記者が公開したある情報が波紋を呼んでいる。それは文在寅
政権の高位官僚の中で日本車を乗る人がかなり多いという内容だ。韓国では高位官僚は
財産公開が義務付けられている。官僚本人、配偶者、親と子どもまで不動産、預金、
保有株、保有車を公開しなければならない。だいたい「次官レベル」まで、軍でいうと
中将までで、国立研究機関の長、国立大学の総長なども含まれる。
日本人からみたら「そこまでやる必要があるのか?」と思うかも知れないが、いろいろ
問題が多かったから作られた苦肉の策である。その内容は誰もが閲覧できるが、週刊誌の
記者は暇だから好奇心で調べてみたという。しかし、その結果は意外なものだった。
文在寅政権に入ってから任命された高位官僚たちの多くが日本車を保有していたのだ
(特にLEXUSが大人気)。(略)

https://i2.wp.com/nikkanwatch.com/wp-content/uploads/2019/08/iis.png?w=617

その中でも個人的に面白かったのは、日本でもその顔が広く知られている外交部長官
「康京和」氏の財産公開リストだ。康長官の旦那はHONDAのバイクCB400SFを含め、
バイク3台を所有している。
私はこれは何の問題もないと思う。しかし、スーパーの前で何百円のアサヒビール、
UNIQLOの前で千円くらいのTシャツ買うのも白い目でみている韓国の「群衆」と「言論」
は、政権の中心にいる人たちに対しては何も言わない。その「沈黙」が恐ろしい。
つまり、群衆と言論は「親政権」というかなり偏った判断基準を持っているのだ。
紅衛兵という言葉を思い出すのは私一人だけだろうか。
http://nikkanwatch.com/archives/348