6日午前10時ごろ、九重町を流れる野上川で、50代の男性が倒れているのが見つかり、近くの病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は、現場の状況などから、台風で水位が上がっていた川に誤って転落したとみて、詳しい状況を調べています。

警察によりますと、6日午前10時ごろ、九重町を流れる野上川で、由布市に住む養魚場経営の佐藤英昭さん(56)が倒れているのを家族が見つけました。

佐藤さんは、近くの病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。

死因は溺死とみられるということです。

警察の調べによりますと、佐藤さんは、6日午前8時半ごろ、家族に「川の様子を見に行く」と言い残して、九重町の仕事場を離れてから連絡が取れなくなっていて、家族が警察
に通報するとともに、行方を捜していたということです。

警察は、現場の状況などから、誤って川に転落したとみて詳しい状況を調べています。

大分県によりますと、現場付近の野上川の水位は、ふだんは10センチほどですが、台風の影響で、6日午前10時現在では、およそ1メートル25センチまで増水していたとい
うことです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20190806/5070004423.html