「令和最初」となる夏の全国高校野球が6日、甲子園球場で開幕し、49の代表校が参加して開会式が行われました。

開会式は午前9時から兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、はじめに去年優勝の大阪桐蔭高校のキャプテンを先頭に49の代表校が北から南の順に行進しました。

このうち、ともに春夏通じて初出場となる長野の飯山高校と愛知の誉高校の選手たちも大きな声を出しながら足並みをそろえて行進しました。

すべての代表校が整列すると、去年に続いて熱中症対策として水分補給の時間が設けられ、選手や参加者がペットボトルの水を取り出して飲んでいました。

今大会ではこのほか、球場内に28台のエアコンが増設されたほか、球場の入り口などに扇風機やミストの噴射機を設置するなど、暑さ対策が進められています。

開会式の最後に選手宣誓が行われ、愛知の誉のキャプテン、林山侑樹選手が
「令和という新しい時代を迎えました。夏の甲子園も多くの困難を乗り越え、偉大な先輩方がつないでくれたおかげで101回という新たなスタートを切ることができました。重く輝くバトンを託された私たちは記憶に残る大会にすることを誓います」と宣誓しました。

大会は2日間の休養日を含めて16日間の日程で行われ、順調に進めば、今月21日に決勝が行われます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190806/k10012023921000.html