中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が企業競争力を高めようと破格の年俸を提示して優秀な若手人材の確保を進めている。創業者の任正非・最高経営責任者(CEO
)が「天才少年」を集めるよう号令をかけており、社内文書によると、最大年俸約200万元(約3100万円)で博士号を持つ新卒者を採用した。

 任氏は6月の社内会議で「今年は全世界から天才少年20〜30人を採用し、来年は200〜300人の採用を目指す」と表明した。米中のハイテク覇権争いを念頭に「今後3
〜5年で会社の銃と大砲を全て取り換え、この“戦争”に勝たなければいけない」と訴えた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201908/0012580743.shtml