快挙を果たした渋野日向子は屈託のない笑みを交えて語った。
 ―メジャー優勝は日本勢42年ぶり。
 「言葉にできないくらいうれしいのと、おなかがすいたのと、吐き気がします。すごいことをして
しまったんだなとは思うがまだ実感はない。何で私が優勝しちゃったんだろうとは思っている」

 ―緊張しないのか。
 「前半は少し緊張していたけど、後半はあまり緊張しなくて。いいプレーができるか、というのを
考えていたら、だんだん緊張しなくなった」

 ―ウイニングパットについて。
 「決めれば優勝するのは分かっていたので、どういうガッツポーズをしようかなと考えていた。
打った瞬間は少し強いかと思った」

 ―米ツアーの出場資格を得た。
 「今はまだ日本のツアーで戦いたいな。もし海外で戦いたいと思うようになったらまた来たい」
 
―優勝賞金でどう祝うか。
 「とりあえず死ぬまで食べられるお菓子を買いたい。お菓子をいっぱい食べます」(共同)
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