文部科学省の今年の「全国学力テスト」では、中学校3年生の国語で、手紙の宛先の書き方の問題が出ました。

正しい書き方は、封筒の右に住所を書いて、真ん中に「様」などをつけた相手の名前を書きます。しかし、正しく答えた中学生は57%だけでした。間違った答えでは、相手の名
前を右に書いたり、住所と一緒にメールのアドレスを書いたりしていました。7年前のテストで正しく答えた中学生は74%で、今年は17ポイント低くなりました。

インターネットのSNSを使うことが増えて、子どもたちが手紙を書く機会が少なくなっているようです。

日本語を研究している大学の先生は「手紙だから伝えることができる気持ちもあると思います。子どもたちには手紙のいいところを大切にしてほしいです」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/easy/k10012016481000/k10012016481000.html