セブンペイ9月末終了=中国ネット「時間とお金をかけたのに4日で終了とは」「中国人が日本の技術の脆弱性を暴いてしまった」

セブン&アイ・ホールディングスが9月末で「セブンペイ」のサービスを終了する。これに、中国のネットユーザーからも多くの反響が寄せられている。写真はセブン-イレブン。

セブン&アイ・ホールディングスは7月1日、セブン-イレブンで使えるスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」のサービスを開始した。
しかし、第三者の不正アクセスによる支払い被害が多発し、4日には新規登録を停止した。

同社は8月1日、このサービスを9月末に終了する方針を明らかにするとともに、発生した被害について全額を補償し、利用者の未使用残高を払い戻すことを説明。
同日午後には記者会見を開き、被害について謝罪した上で、自社電子マネーnanaco(ナナコ)のポイント付与率の見直しを検討することなどを説明した。事件を受けて、7月31日までに808人の利用者から合計約3861万円の被害が出たことが分かっている。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でも中国メディアの微天下、頭条新聞などさまざまなアカウントが同ニュースを伝え、ネットユーザーから多くの反応が寄せられている。
コメントには、「開発にたくさん時間とお金をかけたのに、たったの4日間で稼働終了とは」「日本はオタクが喜ぶような技術以外は開発できないのか?」
「いやいや日本の技術はすごいよ、IT以外なら」「もう、いっそのこと中国や世界で成功している決済サービスをそのまま使ったら?」「中国のIT技術の先進性を再確認した」などがあった。

続く

https://news.nifty.com/article/world/china/12181-734425/#article