2019年6月10日、ヤマハモーター台湾は、台湾の電動スクーターメーカーGogoro(ゴゴロ)との
協業によって開発した新型電動スクーター「EC-05(イーシー・ゼロファイブ)」を発表。
同月27日に台北市内でメディアおよび一般ユーザー向けの発表会を開催し、実車をお披露目した。

EC-05は、Gogoro製電動スクーターのプラットフォームを使い、ヤマハが車体外装をデザインしたもの。
Gogoroが生産を担い、ヤマハモーター台湾のディーラーで販売される。

ベースとなるのは同社の躍進を支えた普及モデル「Gogoro2」で、2つのバッテリーを使った一充電
走行可能距離は150km。最高速は90km/h、0-50km/h加速に要する時間は3.9秒と、ザックリと
言えば125ccスクーターと同等のパフォーマンスを持つ。

またシート下には、バッテリーとともにおおむねキャップタイプのヘルメット2つを収納できる
25リッターの収納スペースを持ち、スマートキーシステムも搭載されている。

もちろん、Gogoroが提供するバッテリーステーションはもちろん、スマートフォンアプリも利用可能だ。
EC-05が注目される点はまさにここにあり、ヤマハはこのモデルの投入により、
「台湾でGogoroが提供するエネルギーインフラに乗っかった」と言えるのだ。

https://www.webcg.net/articles/-/41222