踏むため、数カ月を要する
三菱重工資産の売却を申請 韓国、元徴用工訴訟の原告ら

【光州(韓国南西部)=恩地洋介】韓国大法院(最高裁)が三菱重工業に元徴用工や
元朝鮮女子勤労挺身(ていしん)隊員らへの賠償を命じた訴訟で、原告を支援する
韓国・光州の弁護団は23日、差し押さえた同社資産の売却を裁判所に申請したと
明らかにした。日本企業資産の売却手続きが取られるのは日本製鉄、不二越に続き
3社目。

売却申請の対象は三菱重工業の商標権2件と特許権6件。商標権には、アルファベット
で「MHI」と記された同社のロゴマークも含まれている。弁護団は実際に資産を
売却し現金化する時期については明言しなかった。裁判所が企業への尋問手続きを
踏むため、数カ月を要するとみられている。(略)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47660280T20C19A7FF8000/