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このたび、「これまで見たことがなかったタイプの嫌がらせを目撃した」との情報が当サイトに寄せられた。
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嫌がらせの対象になったのは、民家の外壁に貼られた日本共産党のポスターだ。ポスターの中央付近に
不動産会社の小型のチラシが貼り付けられて、人物の顔を識別できなくなっている。雨よけ対策だろうか、
チラシはラミネート加工された状態で貼られていた。また、近くに貼ってあった社会民主党の議員のポスターも
破られていた。
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読者からの情報提供を受けて、現地へ向かった。当サイトが訪れた時点では、日本共産党の上記のポスターは
撤去済みだった。
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情報提供者曰く、「この近辺では以前から、選挙が近くなると嫌がらせが多発していました」。
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一例として、自由民主党の女性議員のポスターへの嫌がらせが繰り返されたことがあったという。目と鼻の穴の
部分に画鋲を刺すという行為だ。
当サイトでは、当該地域を管轄する選挙管理委員会に話を聞いた。選挙ポスターを破ることは公職選挙法に
抵触する「選挙の自由妨害罪」に当たると共に、刑法が定める「器物損壊罪」も適用されると、担当者は説明した。
ポスターの上にチラシを貼り付けることも、一種の妨害行為と見なされる模様だ。
本件に関しては、日本共産党から選挙管理委員会に連絡があったという。問題のポスターを撮影した画像も、
党から送られてきたそうだ。選挙管理委員会では党から寄せられた情報を受理したが、公職選挙法に関わる
問題であるため、その被害については警察に相談してほしいと伝えたとのことだ。
日本共産党の地区委員会によると、本件はポスターの効果を台無しにする行為であると認識し、警察に
告訴したという。チラシが貼りつけられたポスターを回収し、被害の証拠として実物を警察に提出したと、
党の担当者は明かした。
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