エルドアン大統領がS-400、F-35、テロ対策に関して見解
エルドアン大統領は、新聞やテレビ局の編集長やディレクター、一部作家や学者と
イスタンブールにあるヴァフデッティン邸で一堂に会した。
トルコはS-400地対空ミサイルシステムを購入して戦争に備えているのではないと
明かしたエルドアン大統領は、
「平和と自国の安全保障を保証しようとしている。防衛産業発展に向けたそのほかの
飛躍すべてもこれが目的である」と述べた。
年末までに一部、そして2020年4月までにS-400地対空ミサイルシステム関連の
プロセスが完了すると明かしたエルドアン大統領は、S-400地対空ミサイルシステム
の管理はトルコ軍が行うと強調した。
「トルコ史上最も重要な合意はこの合意である。S-400地対空ミサイルシステムは
北大西洋条約機構(NATO)の未来にも強力な影響を与えることになり、NATOは喜ぶ
べきである」と述べた。
S-400地対空ミサイルシステムをF-35戦闘機と関係づける方向での質問を受けて
エルドアン大統領は、S-400は地対空ミサイルシステムであり、F-35は戦闘兵器で
あると説明した。
F-35戦闘機の生産に加わっているトルコがこれまでに14億ドル(日本円で約1510
億円)支払っていることを振り返ったエルドアン大統領は、アメリカの一部当局者
がF-35戦闘機を渡さないと発言していることに関し、
「トランプ大統領が部下たちと同じ考えであるとは信じておらず、このことも最後
に大阪で一緒に行った会談で全世界のメディアの前で同僚たちに非常に明白に語った。
そして、F-35戦闘機に関して異なる方向での進展がないことを期待する」と述べた。
(略)
https://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2019/07/15/erudoanda-tong-ling-gas-400-f-35-terodui-ce-niguan-sitejian-jie-1235762