「量子もつれ」の様子を初めて捉えた画像、グラスゴー大学研究チームが公開
https://japanese.engadget.com/2019/07/13/bell-quantum-entanglement-image/

英グラスゴー大学の研究チームが、量子もつれと呼ばれる物理現象の様子を画像に捉えることに成功しました。
この画像では2つの光子が、わずかな時間ながら相互作用して物理的状態を共有している様子を示しています。
われわれ一般人にはよくわからない話ではあるものの、量子もつれは2つの粒子が何の媒介もないにもかかわらず同期して振る舞う、
非局所効果を産み出す現象で、これはアインシュタインの特殊相対性理論に反する現象とされます。

研究グループは、ベル・エンタングルメント(ベルのもつれ)とも呼ばれる量子もつれ状態をイメージとして捉えるために、
量子光源からもつれた光子の流れを生み出す装置を開発しました。この装置を通過するとき、光子は位相を変化させます。
そしてその光子ともつれ合う"双子"を発見したときにその状態を超高感度カメラが撮影します。
(略)