韓国メディアである国民日報が「25年間のすべての失敗、日本の不買運動は不発の歴史」という見出しの記事を公開し話題になっている。

7月9日に公開されたこの記事は日本政府が韓国に対して半導体材料であるフッ化水素輸出規制(ホワイトリストから除外)され、
それに対する日本製品ボイコット運動を冷静に言及したものだ。

「過去25年間、日韓関係が悪化するたびに日本製品不買運動が行われるが、一度も成功した試しがない」と書かれている。

過去に4回の大きな日本製品の不買運動があり、1995年には日本たばこ不買運動、2001年には日本の歴史教科書問題で不買、
2005年は島根県の“竹島の日”条例制定、2013年には安倍政府の竹島の日行事に、政府関係者を派遣などが話題になっており、
日本の不買運動が起こった。

1995年の日本たばこ不買運動では大量のマイルドセブンが日本大使館前で燃やされるなどのデモが行われた。
しかしその年のマイルドセブンの韓国内のシェアは前年度よりも増えた結果となった。

今回の日本製品の不買運動も不発に終わりそうで、ソウル江南のCOEXで開催された「2019ソウル酒フェスティバル」には
5000人以上の来場者が集まった。入場料2万5000ウォン(約2500円)で、日本の様々なお酒が試飲、または購入できるというイベントで、
初日に売り切れたお酒もあるくらいだ。

むしろこういう日本製品不買運動を行う度に、今まで関心のなかった人が日本製品に興味を示す傾向がある。

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