NHK「韓国側に変化なければ輸出規制品目拡大」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000030-cnippou-kr

日本政府が半導体3台核心素材の輸出規制を発表してから1週間で、韓国側の対応に変化がない場合には追加規制もあるという日本メディアの報道が再び出てきた。NHKは8日、「(日本政府は)今回の措置をきっかけに、
韓国側には原材料を適切に管理するよう促したい考え。改善に向けた動きがなければ、規制強化の対象をほかの品目にも広げざるをえないとしていて、
韓国側の対応を慎重に見極める方針」と報道した。

報道によると日本政府は今回の措置と関連し韓国側に動きがない場合には、輸出管理で優遇措置を与える国から韓国を除外し、
規制強化対象を一部工作機械と炭素繊維などほかの輸出品目に拡大するという。
これに先立ち日本の経済産業省は1日に韓国への輸出管理規定を改定し、スマートフォンとテレビに使われる半導体などの製造過程に必要な3品目の輸出規制を強化すると発表した。

しかしこれは韓国大法院(最高裁)の徴用賠償判決などに対する事実上の経済報復措置という批判が提起され、日本メディアですら撤回を促す意見が続いた。
韓国政府は措置の撤回を促す一方、これは世界貿易機関(WTO)のルールで厳格に禁止する輸出統制に該当するとしてWTOへの提訴を検討している。

日本政府はこれに対し、軍事転用が可能な原材料であり、韓国側に「不適切な」事例が複数見つかったことから、
安全保障上必要な措置という立場だとNHKは伝えた。一方、日本政府は不適切な事例に対し明確で具体的な説明はしていない。
日本の安倍晋三首相は7日にフジテレビの番組に出演し、これに対し詳しい言及はしないまま「韓国が言っていることは信頼できないから措置を打った」と主張した。

関連ソース
‪東レ、韓国工場に350億円投資 EVなど向け電池部材: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22460610Z11C17A0TI1000/‬;