まこちゃん、渡米手術へ「救う会」募金で両肺移植
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突発性の肺動脈性肺高血圧症という難病と闘病している県立相模原高校2年の田村真子さん(16)=神奈川県相模原市=が、米国で両肺の移植手術を受けるため、早ければ今月中旬にも渡米することになった。
真子さんは入院先の杏林大学医学部付属病院(東京都三鷹市)で母親の久視子さん(52)らと一緒に記者会見し、「元気になって私の夢をかなえたい」と語った。国内でのドナー提供は3年待ちの状態といい、一刻も早い手術が必要なため渡米することになった。

 クラスメートや同じ難病患者らでつくる「まこちゃんを救う会」が、米国での手術費用などの募金活動を始めたのは今年2月半ば。5月末に目標額の1億9000万円を達成した。
会見に同席した主治医の佐藤徹医師によると、真子さんは4月から容体が悪くなり、米国フロリダの大学病院で手術を受けることになった。

 渡米には佐藤医師らが付き添い、羽田空港から医療用ジェット機で搬送。ドナーの提供があり次第、両肺の同時移植手術を受け、少なくとも3カ月程度入院するという。
久視子さんは「娘のことを思うと心が折れそうになったことが何度もある。多くの方々の励ましとお力添えに最大限こたえられるよう親子で頑張りたい」と述べ、カンパを寄せた人らに感謝した。