今なぜ海外で「シティ・ポップ」が大人気なのか? 火付け役に聞く

今、70年代?80年代の日本のポップスが海外で大きな話題を集めている。
山下達郎、竹内まりや、角松敏生、杏里など、かつて「シティ・ポップ」という
ジャンル名で紹介されたアーティストの楽曲が、インターネットを介して欧米や
アジアの若い世代の音楽ファンの間で人気を博している。
「ヴェイパーウェイヴ」や「フューチャー・ファンク」といった新たな音楽
ジャンルの勃興と共に、その元ネタとして“発見”され、評価を高めているのだ。
そして、その再評価の波はシティ・ポップにとどまらない。Winkやラ・ムー
(菊池桃子)など、昭和のアイドル歌謡も再び注目を集めようとしている。
いったい、何が起こっているのか?(略)

韓国を拠点に活動するNight Tempoだが、その人気はアメリカを中心にした
英語圏の音楽ファンに広まっているという。
「今のところファンの半分近くは欧米の人たちです。インスタグラムのフォロ
ワーも、スポティファイのリスナーも、30%以上がアメリカです。ほとんどが
東海岸と西海岸で、中心はニューヨークとカリフォルニア。特にカリフォル
ニアがすごく多いですね」

――海外でDJをした経験は?

「今年の2月にサンフランシスコとニューヨークに行きました。7月にロサン
ゼルスに行く予定です」

――感触はどうでした?

「一言でいうと、事件だな、って思いました。他のDJは欧米のディスコナンバー
をかけるんですけれど、自分は昭和歌謡だけをかけるんです。でも、サンフラン
シスコでは1500人以上のアメリカ人が昭和歌謡に乗せて踊っていた。Winkの
『淋しい熱帯魚』で大騒ぎしてました。それを見て、さすがにビビリました。
『この人たち、どうかしてる』って思いました(笑)」
【動画】https://twitter.com/i/videos/1100781987890049031
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/65477
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