韓国政府は8日、慶尚北道亀尾のフッ化水素酸(フッ酸)漏出事故現場を「特別災難地域」に
決定した。 先月27日の事故発生からこの日まで見せた政府の未熟な対応はまさに
“総体的難局”レベルだ。 政府は事故発生から1週間が過ぎた4日、政府全体レベルの
次官会議を開き、政府合同調査団の派遣を決めた。 その間、現地住民は有毒ガスに苦しみ、
農作物と家畜の被害は拡大した。

http://japanese.joins.com/article/974/160974.html?servcode=100&;sectcode=110


 作業員らはタンクローリーから転がるように落下し、下にいた作業班長や修理技師らとともに
退避した。その後、映像は白煙で見えなくなった。現場にいた4人は全員死亡した。4人は
事故直後、工場の入り口にある水道、建物内のトイレ、周辺の工場の水道などで急いで
作業服を脱ぎ、体に付着したフッ酸を洗い落としたが、全身に薬品やけどを負い、病院で
治療中に死亡した。タンクローリーのすぐ横の建物にいた別の従業員はガラス窓から
入ってきたフッ酸ガスを吸い、工場後方に脱出したが、周辺の畑で倒れ、その場で
死亡したとみられることが分かった。警察は同社の代表、工場長、亀尾市の担当公務員の
過失について調べを進める方針だ。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/10/09/2012100900928.html

 事故地域の被害規模は、先月27日の事故発生以後現在まで、死亡者を含めて3572人が
診療を受けて、農地232.8ヘクタール、家畜3209匹、山林67.7ヘクタールが被害に遭った。
企業体の被害も120社で200億ウォンに達している。

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012100995888