日本の金属文明の推移というのも興味ぶかい。
少し特殊な点は、青銅器文明発生と鉄器文明の発生の時間差というものが
非常に短いのではないかとおもうのだ。
加えて古代日本の文化史のなかで金製品の精製というのは精製いつごろなのだろうか。
これは詳しい方に是非とも御教授願いたいものだ。
世界的に太陽神と金製品の関係は密なものがあるとおもうのだが、日本においては青銅鏡であり、
それ以前は太陽神というモノはなにをもって象徴とされていたのか。

話は飛ぶが、崇神帝の条(これが記されたのがいつの時代かは研究成果を待つところだが、
日の神を祀る象徴が銅鏡(おそらくだが)であり、ヒミコ(こう記させてもらおう)が魏の皇帝から送られて
大変喜んだというのも銅鏡であるようだ。
古代中華世界においても、太陽神の象徴が青銅鏡であったのか、耶馬台の使者にそう聞いて銅鏡を送ったのか
耶馬台のヒミコが祀る神は本当に太陽神であったのかというのは、興味が尽きない。