神戸市は、三宮を再開発して歩行者優先の空間にすることをめざして、来月、三宮中心部の10車線の幹線道路を6車線に減らす社会実験を行うことになりました。
神戸市は、JR三ノ宮駅周辺を歩行者優先の空間にして、市民や観光客が町歩きや買い物などを安心して楽しめる街にしたいと、大規模な再開発を計画しています。
実現に向けて神戸市は、三宮中心部の幹線道路で車線を減らした場合の影響を調べる社会実験を、来月1日から始めることにしました。
具体的には、三宮交差点から中央区役所前交差点にかけての約400メートルの区間について10車線から6車線に減らすことにしており、このうち▼西行きは7車線から4車線
に▼東行きは3車線から2車線にします。
社会実験は1か月間続け、期間中、周辺の13か所の交差点で交通量の変化や渋滞の発生状況を調べるなどして、車線の減少による影響を検証することにしています。
神戸市は実験の結果を踏まえたうえで再開発を行い、実際に現場周辺の道路を▼2025年ごろには6車線に、▼2030年ごろには3車線にしたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190627/2020004111.html