財政健全化には消費税26%も OECDが日本に指摘
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASM4H4CCXM4HULFA012.html
経済協力開発機構(OECD)は15日、日本の経済政策についての提言を公表した。日本が十分に財政健全化を進めるためには、主に消費税で歳入を増やすことが求められると指摘。20〜26%への税率引き上げが必要だとしている。

 報告書によると、日本の債務残高の国内総生産(GDP)に対する比率は226%で、36の加盟国の中で過去最高。この比率を2060年までに150%に低下させるためには、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)を5〜8%の黒字で維持する必要があると試算。そのためには、消費税率を20〜26%にする必要があるという。150%は先進国の中でも比較的高いイタリアに近い水準だ。