宮迫「アメトーーク!」“出演”へ…「闇営業」処分で番組ドタバタ、完全カットできず

大規模詐欺グループの会合に「闇営業」で出演したとして所属の吉本興業から謹慎処分となった「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)が、
MCを務めているテレビ朝日系「アメトーーク!」(木曜・後11時20分)の27日放送分に“出演”することが25日、分かった。
テレ朝は宮迫の出演を当面見合わせることを決定。しかし宮迫のウェートが大きいため、完全にはカットできず、一部の映像が残ったままオンエアされる見通しだ。
また、同じ吉本所属の加藤浩次(50)はMCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月〜金曜・前8時)で、闇営業をしていた芸人を擁護するような発言をしていたことを謝罪した。

この日、テレ朝は「出演部分についてできる限り配慮し再編集して放送致します」と発表。既に編集作業は進んでいるが、トークを回す宮迫の出演部分を
「完全にカットするのは不可能」(番組関係者)。一部、映りこみながらの放送になることが濃厚だ。

 同番組には視聴者からの抗議が殺到しており、一部スポンサーも降板している。一般の観覧募集も停止している状態だ。同局関係者は
「アメトーーク!は宮迫がいないと成り立たない番組。スポンサーが戻らなかったら年内での終了もあり得る」と話した。

 一方、24日深夜に大阪ローカルで放送されたMBSテレビ「痛快! 明石家電視台」(後11時56分)で、番組冒頭の5分39秒間にわたり、
宮迫が出演している部分が流れる放送事故が起きた。

 同局では宮迫の処分を受け、宮迫が出演していた収録回の放送取りやめを決定。宮迫が出演していない過去の放送を再放送する形で素材データを準備していたが、
システムの不具合で自動番組制御装置(APS)の放送運行データが切り替わっておらず、差し替え前の放送回が流れたという。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12265-319460/