強制徴用問題を巡る判決など歴史問題をきっかけに、安全保障・経済分野まで
悪化している韓日関係を修復する突破口として期待された韓日首脳会談が結局見送られた。
最近まで韓日首脳会談は日本がG20大阪サミットの主催国であるため、
自然に実現するとみられていた。米国も北朝鮮の核問題と中国けん制のための
韓米日による安全保障協力の修復に向け、韓日関係の修復を公に要求してきた。
しかし、韓日政府の綱引きが続き、略式会談すら開かれないという最悪の状況を迎えた。
外交関係者は、G20サミットの開催国との首脳会談が実現しなかったこと自体が
衝撃的だとの受け止めだ。韓日関係が当面は悪化の一途をたどり、
韓米日の安全保障協力にも悪影響を与えかねないとの懸念が高まっている。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/06/26/2019062680001.html