沖縄、女学生の悲劇語り継ぐ ひめゆり資料館30年
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000088-kyodonews-soci

https://amd.c.yimg.jp/amd/20190623-00000088-kyodonews-000-3-view.jpg

沖縄戦に看護要員として動員された「ひめゆり学徒隊」の被害を伝える沖縄県糸満市の「ひめゆり平和祈念資料館」は、慰霊の日の23日、開館30年となった。
戦没者名を刻んだ「ひめゆりの塔」で慰霊祭があり、犠牲になった女学生たちを遺族ら約350人がしのぶとともに、今後も語り継いでいくと誓った。

 ひめゆり学徒隊は、沖縄本島南部の陸軍病院などで負傷兵を看護。戦火の中で240人のうち136人が亡くなった。戦争の恐ろしさを後世に伝えるため、同窓生らが1989年に資料館を開いた。

 式典では、元学徒らが戦時中の卒業式で歌おうと練習していた「別れの曲」を、声を震わせて歌った。