19日の党首討論を受けて、自民党の派閥の会合では、参議院選挙に合わせた衆参同日選挙は行われないという見方や「野党は衆議院の解散に追い込む迫力がない」といった指摘が出されました。

細田元幹事長は「国会の会期の延長はないようで、衆参同日選挙もないような感じだ」と指摘し、茂木経済再生担当大臣は「きのう、安倍総理大臣は衆議院の解散は頭の片隅にもないと言ったが、事実なら、参議院選挙は、来月4日スタート、21日投票になる」と述べました。

一方、19日の党首討論について、麻生副総理兼財務大臣は「今までにない党首討論で、野党は、衆議院の解散に追い込む迫力が全くなかった」と述べました。

また、石破元幹事長も「野党は、衆議院の解散が怖く、本気で政権をとる気があるのかと、国民に完全に見透かされた」と指摘しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190620/k10011961831000.html
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