20日の東京外国為替市場でドル円は下落。10時時点では107.64円とニューヨーク市場の終値(108.10円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。
ダウ先物の上昇を受けて108.14円まで買い戻しが先行したが、時間外の米長期債利回りの低下を背景に売りが強まり、1月4日以来の安値となる107.56円まで下押した。
 時間外の米10年債利回りは2016年11月以来の2%台割れとなり、一時1.97%台まで低下した。

 ユーロドルは買いが優勢。10時時点では1.1258ドルとニューヨーク市場の終値(1.1226ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。
米長期金利の低下を受けてドルが全面安となり、一時1.1263ドルまで上昇した。

 ユーロ円は小幅安。10時時点では121.18円とニューヨーク市場の終値(121.36円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。
ドル円の下落とユーロドルの上昇に挟まれ、値動きこそ限られたが、ドル円の下落につられ一時121.11円まで弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:107.56円 - 108.14円
ユーロドル:1.1226ドル - 1.1263ドル
ユーロ円:121.11円 - 121.51円

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