千葉県が今月1日時点で定期購読している共産党機関紙「しんぶん赤旗」の部数は55部で、昨年4月時点の120部から半減したことが18日、分かった。
同日の県議会6月定例会で、中村実県議(自民)の質問に県側が明らかにした。

中村県議によると、県と県教育委員会の各課、出納局、議会事務局の購読状況を調べたところ、
昨年4月時点では「しんぶん赤旗」か、別建ての日曜版「しんぶん赤旗」のく購読が計120部あり、47都道府県中最多だった。

2番目に購読数が多い和歌山県が73部、3番目の兵庫県が68部で、昨年10月に中村県議が県議会で指摘して以降、
同年12月と今年2、3月に各部局で購読の取りやめが相次ぎ、購読数が大幅に減ったという。

今泉光幸県総務部長は「購読は情報収集の必要性により判断しており、購読中止も各部局の判断」と答弁。
中村県議は「後戻りすることのないように引き続き注視したい」と述べた。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/190618/plt1906180024-s1.html