【ローザンヌ(スイス)共同】陸上女子800メートルで五輪2連覇中のキャスター・セメンヤ(南アフリカ)が
男性ホルモンのテストステロン値が高い女子選手の出場資格を制限する国際陸連(IAAF)の
新規定撤回を求めた問題で、同陸連がスポーツ仲裁裁判所(CAS)に対してセメンヤは生物学的に
男性との見解を示していたと18日、AP通信や英紙タイムズが報じた。

 CASは同日、セメンヤの提訴を退けた裁定書を公開。先天的にテストステロン値が高いとされる同選手は
「非常に傷ついた」などと反論した。(共同)
https://www.asahi.com/articles/GCO2019061901001417.html