ベトナム初の国産車メーカー「ビンファスト」が乗用車の本格生産を始め、14日、ベトナム北部ハイフォンの工場を公開した。
イタリア企業のデザインを採用したセダンなど3車種の納車を7月までに始める予定だ。電気自動車(EV)も数年内に手がける。
東南アジアを代表するメーカーをめざす。
 生産するのは5人乗りセダン「LUX A2・0」と、7人乗りSUV(スポーツ用多目的車)「LUX SA2・0」、小型車「Fadil」の3車種。
デザインは高級車フェラーリなどで知られるイタリアのデザイン工房ピニンファリーナがてがけた。
 価格はセダンが9億9千万ドン(約458万円)、SUVが14億1460万ドン(約654万円)、小型車が3億9400万ドン(約182万円)。
計1万台の注文を受けているという。
 ビンファストの親会社のビング…

https://www.asahi.com/articles/ASM6F52N3M6FUHBI023.html